サーフィンはダイビングと違い、ビーチから海に入りやすく、波が立つことがおすすめポイントになる条件です。そのためには太平洋に面した東に海岸を持つ都道府県で海底が平らで固いことが大切です。これらの条件が揃えば、波は立ちやすくなります。風を遮る大きな島が沖になく、条件を満たす海が千葉と宮崎の海岸です。プロサーファーのサーフショップが多く、上位ランクのプロが数多く住んでいるのも、この二県です。千葉には47以上のサーフビーチがあり、宮崎には31以上のサーフビーチがあります。中でも千葉の九十九里浜と宮崎の恋ケ浦は、サーフ天国と呼ばれる両県の中でお奨めのポイントです。常に乗りやすい良い波がくる穴場的なポイントとして、茨木の波ビーチ・愛知の伊良湖ビーチ・高知の生見ビーチが挙げられます。特に、南国の海は、水質が綺麗で心地よいサーフィンを楽しむ事ができるおすすめポイントです。これらのビーチでは、毎年サーフコンテストも開催されています。
サーフィンを始めると知っておくポイントがいろいろなところにあります。できれば海に行きやすい地域の方が始めやすい印象があります。サーフボードの都合次第では移動に便利ですが、波を求めて世界各地に行く方が多いので慣れの問題でもあります。サーフボードには長短数種類あり、いわゆる上級者が気持ちよさそうにサーフィンをしているのはショートボートといわれるものです。始めるには最近では始める年齢は問わなくなっていますが、水泳能力はウェットスーツを着ていればおぼれることはないというのが通説です。サーフボードの整備を怠らないことや波乗りは基本的に一人用で邪魔するように乗らないことがルールであり安全性のためでもあります。あとは波の区別や乗り方のポイントがわかるように経験が必要です。サーファーの中には渡り舟のようにボードの上に立って漕ぐスタンドアップパドルサーフインや実はほぼサーフィンをすることがない陸サーファーなど海でのサーフィンのルールを守っていればそのあたりは自由に楽しむことができます。
最終更新日:2024/7/10